愛敬はものたらない抗議するノーマルヒル

以前、玉突き事故で車の前後が大きく潰れて、全損したことがありました。
修理しても、躯体部分が曲がっているので、事故を起こしやすい車になるとのことで、やむなく廃車することになりました。

それでも、明らかに前後の潰れた事故車なので、移動させるのも面倒です。

レッカーを頼もうかどうしようか迷っていましたが、結局、持ち込んだ某自動車メーカーでそのままタダでやって下さるというので、タダでやってくれるなんて親切だな、さすがだな、やっぱりメーカーのサービスは違うなと思い、そのままお願いしました。

しかし、車の廃車を依頼すると、逆に所有者にいくらかお金を頂ける業者があるのです。
もちろん、車が動かなければ、距離にもよりますが、無料で取りに来てくれます。
それは、廃車される車の中から、まだ使える部分をリサイクルして売りに出し、その中から廃車費用を捻出し、さらに所有者に返金するという仕組みのものでした。

よく考えれば、そういう業者があることは容易に想像できるかもしれませんね。
ただ、事故のショックや、早く後処理をしたいという感情などもあり、当時の私には思いも至りませんでした。

何も考えずに、メーカーに感謝しながら、リサイクルできそうな、オーディオセット、メーター、冬タイヤ、などなど、全部くっつけたまま、某自動車メーカーの駐車場に置いてきてしまったのです。

自動車の任意保険で、自動車の時価分は補てんしてもらったので、もしかしたら、こういったものを売りに出すのはいけないことなのかもしれないので、よく調べるなど、注意は必要だと思いますが、素人目にも価値があるんじゃないかなと思ったものは自分で売りさばくというのも得策かもしれません。
車廃車　ネット